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強化・弱体化の種類と重複について

Destiny 2における、与えるダメージを増やす強化や受けるダメージを増やす弱体、およびそれらの重複の有無などについて詳しく解説します。

目次

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注意事項・用語解説

バフ・デバフ
それぞれ強化・弱体化を意味します。

バフ・デバフに関する重要事項

倍率のかけ合わせはほとんどが乗算

一部例外は存在しますが、ダメージ計算を行う上で倍率の数値は加算（足し算）ではなく乗算（かけ算）が基本となります。
%の数値のままでは計算がしづらいので、+25% → x1.25 のように一旦%の値を小数の値に変えてから計算するのがオススメです。変換のやり方は、100で割って1を足すだけです。逆(小数→%)は1を引いて100をかけてください。
例: シャドウショットを付与し、大隼のホーバークのダメージブーストを発動させ、武器サージのバフを受けて攻撃する
→ +30% × +35% × +22%
= 1.30 × 1.35 × 1.22 = x2.19375 = +119.375%
ここで、30% + 35% + 25% = +90% とはならないことに注意してください。

最大のルール、「全体デバフ一つと強化バフ一つ」

バフやデバフにも様々なカテゴリがありますが、その中でも全体デバフや強化バフに当たるものが特に重要です。
全体デバフは付与されるとあらゆる被ダメージが増加し、強化バフは付与されると与える武器ダメージが増加しますが、これらのカテゴリ内での重ねがけは、常に一番高いパーセンテージのもののみが優先されて付与されます。
具体的に何が全体デバフや強化バフにあたるかについては、下部の表をご覧ください。
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全体デバフ・強化バフ分類表

全体デバフと強化バフは、表内にあるものが全てとなっています。
つまり、同じ表内にあるものは同時にかけても重複せず、一番強いものだけが適用されます。
全体デバフ
被ダメ増加量 名称
+30% シャドウショット: 落罠
シャドウショット: メビウスの矢筒
トラクターキャノン
フェルウィンターのヘルム
+20% フラッシュカウンター
強化版スキャナー・オーギュメント
+15% 神性
ボイド弱体化 スネア爆弾
罠師の奇襲
粋な処刑人
古き神々の子
侵食の残響
ハートシャドウ
コレクティブ・オブリゲーション
決定的混沌
セカンドチャンス
クロマティックファイア
被ダメ増加量 名称
+50% シャドウショット: 落罠
シャドウショット: メビウスの矢筒
トラクターキャノン
+30% フェルウィンターのヘルム
+7.5% 神性
ボイド弱体化 スネア爆弾
罠師の奇襲
粋な処刑人
古き神々の子
侵食の残響
ハートシャドウ
コレクティブ・オブリゲーション
決定的混沌
セカンドチャンス
クロマティックファイア
強化バフ
与ダメ増加量 名称
+40% センティネルシールド
アンブラルの研磨 / グリフキーパー ×4, ×5
+35% 空の祝福（ルミナ、アセンブラーのブーツ）
代替案なし
大隼のホーバーク
洞察の宗派（イーオン教団の装備）
アンブラルの研磨 / グリフキーパー ×3
+25% ドーン・ウォード
輝く泉
アンブラルの研磨 / グリフキーパー ×2
ソーラー発光 曲芸師の回避
軽量ナイフ
炬火の名残
火の雨
+20% 強化のリフト
アンブラルの研磨 / グリフキーパー ×1
与ダメ増加量 名称
+35% センティネルシールド
+25% ドーン・ウォード
輝く泉
+15% 空の祝福（ルミナ、アセンブラーのブーツ）
強化のリフト
+10% 代替案なし
ソーラー発光 曲芸師の回避
軽量ナイフ
炬火の名残
火の雨
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バフ・デバフの種類

全体デバフ

全体デバフは、付与されるとあらゆる被ダメージが増加します。
効果時間や効果量は付与する武器やスキルによって異なります。また、ボイド3.0の要素である弱体化もこの全体デバフにあたり、効果は低めですがより簡単に付与できる傾向にあります。
強化バフ1個、そして他のカテゴリのバフと重複します。
混同されがちな例: 崩壊の始まり → 武器パーク効果

強化バフ

強化バフは、付与されると武器ダメージが増加します。
効果時間や効果量は付与する装備やスキルによって異なります。また、ソーラー3.0の要素である発光もこの強化バフにあたります。
全体デバフ1個、そして他のカテゴリのバフと重複します。
混同されがちな例: 武器サージ → 武器ブースト、バクリスのマスク → 武器ブースト

サブクラス強化

サブクラス強化は、サブクラスに含まれる特性などに含まれる、スキルダメージを増加させるバフです。
武器ダメージは増加しませんが、スキルダメージを増加させる他のバフと重複します。
例: センティネルの攻性防壁、サンブレーカーの燃え盛る炎、ストライカーのノックアウトなど
混同されがちな例: ドーン・ウォード → 強化バフ、シャドウショット → 全体デバフ

武器ブースト

武器ブーストは特定の属性の武器にのみ効果があり、強化バフや増幅バフと重複します。
主にエキゾチック装備や改造パーツによって発動させられますが、武器ブースト同士では重複しません。
例: 脚部改造パーツの武器サージ、エネミートレーサーなど
<効果量>
1x 2x 3x 4x
ダメージ増加量 +10% +17% +22% +25%
ダメージ増加量 +3% +4.5% +5.5% +6%

増幅バフ

増幅バフは強化バフとよく混同されてしまいますが、強化バフが重複に制限があるのと違い、増幅バフは他のバフと無制限に重複させることができます。
ただし強化バフと違い、効果範囲や発動条件が限定的なものが多いのが特徴です。
例: 武器改造パーツのボス特化、レイド『救済の庭園』改造パーツの通信機ディフェンダーなど
混同されがちな例: アンブラルの研磨 → 強化バフ、強化版スキャナー・オーギュメント → 全体デバフ

内在効果

内在効果はエキゾチック武器やエキゾチック防具によって付与される効果です。
武器は条件によって武器ダメージを、防具は主にスキルダメージを増加させます。
他のバフやデバフと無制限に重複します。
例: 切り札のメメント・モリ、デッドマンズテイルのクラニアル・スパイク、ワームゴッド・カレスの燃える拳など
混同されがちな例: 燃え盛る歩みの道 → 強化バフ、トラクターキャノン → 全体デバフ

武器パーク効果

武器パーク効果は武器パークや武器の起源特性によって付与される効果です。
他のバフやデバフと無制限に重複します。
例: 暴れん坊、狂乱、第一線など
混同されがちな例: フラッシュカウンター → 全体デバフ

ワールド/アクティビティ効果

ワールド/アクティビティ効果は、バンガードストライク等アクティビティの戦闘条件によって付与される効果です。
他のバフやデバフと重複しますが、アクティビティ効果同士では重複しません。
例: サージ、オーバーチャージ武器、重量級など
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例外

防具MODについて

防具MODで、通信機ディフェンダーや超越した恵みなどの累積させて効果を高めるMODについては、乗算ではなく加算で効果が増加する。
例: 超越した恵み（武器ダメージ +5% ）を4個装備すると、総ダメージは +21.5% ではなく +20% となる。

一部エキゾチック装備の組み合わせについて

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実用例

レイド『救済の庭園』の最終ボスでの火力増加

全てのバフとデバフをうまく重複させて、高火力を出す例について紹介します。

使用する装備・スキル・パーク・MOD

発動方法

ダメージフェーズ開始前に事前に輝く泉を発動し、十分な量の力のオーブを拾ったら、通信機の付近で全員集合します。
ダメージフェーズが開始したら、神性を当て、それによってできたケージ内に攻撃します。

ダメージ増加量

全体デバフは神性 (+15%)、強化バフは輝く泉 (+25%)にあたります。
さらに、武器サージ ×3 (+22%)や通信機ディフェンダー (+5% ×4)は増幅バフなので、これも重複します。第一線 (+20%)も武器パーク効果のため、加えて重複します。
よって、計算は以下の通りになります。
→ +15% × +25% × +22%× +20% × +20%
= 1.15 × 1.25 × 1.22 × 1.20 × 1.20 = x2.5254 = +152.54%
このように、合計で2.5倍近くのダメージを与えられることがわかります。
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重複に関する確認済み・修正待ちのバグ

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出典

The Comprehensive Destiny 2 Data & Information

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